NIGHT LIGHT
電子マスカットさんの「急に真っ暗になると点灯するライト」を極力小さく作ってみました。
この回路は、単に暗くなったら点灯するのでなく、いきなり暗くなったときにだけ点灯するので、夜が来てあたりがしだいに暗くなったときには反応しません。照明を消して不意に暗くなった場合だけをとらえて点灯するので、部屋の明かりを消してベッドに入るまでとか廊下に出るまでの間だけの明かりとしてたいへん便利です。いったんONになると数分間点灯してから消灯します。
もとの回路は照度センサにCdSを使っていますが、CdSは製品にけっこうバラツキがあるし今日となっては旧時代の素子なので、フォトトランジスタを使ったものも作ってみました。同じ回路で定数を若干変えることで動作しました。3枚目の写真にある緑色の素子がそれです。使用したフォトトランジスタ(照度センサ)は
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02325/
です。
使うLEDの数や形状を変えていろいろなバリエーションを作っています。頭部がスリ鉢状になって光が周囲に広がるタイプのLEDがランタンスタイルには具合よいようです。フロストガラスのコップや色つき透明のボトル、白色半透明のプラ容器などに入れてみました。
いちばん下の写真右端の作品は、市販されているハンダゴテのコテ先クリーナの外装を使って10mmφのLEDを4個取り付けたものです。手元灯としてそこそこの明るさがあります。
配線図は手元に残っていないのですが、4枚目の写真に部品面と配線面を載せましたので参考にしてください。(部品面を真上から見た写真は、LEDと電流制限抵抗を付けていない状態です。隣の配線面では、LEDを3個とそれぞれに抵抗を付けています。)
なお、抵抗は省スペースで1/6Wを使っています。