



お知らせ座布団 発報エリア制限版
「お知らせ座布団」に機能を追加しました。
車椅子を離れても発報する必要のない場所を設定できる機能です。例えば、介護者の目が届くホール内では発報しなくてよいとか、逆に、一人になる居室内でだけ発報すればよいといった設定ができます。
エリアを特定するのにビーコン機を設置します。下部から赤外線信号を放射して、それが届く範囲が「制限エリア」です。物陰にならないよう天井そばの高いところなどに、狭いところでは1個、広いホールなどでは数個設置するとよいでしょう。
秋月の赤外線通信モジュールを使い、下部に顔を出したモジュールから赤外線信号を放射します。
電源は常に入っていますが、消費電力はわずかなので内蔵の単四電池2本で1年程度はもちます。
受光器側にも同じ赤外線モジュールを使い、ビーコン機と通信します。
受光器を車椅子側の子機に取り付けます。小さいですが、できるだけ物陰にならないよう車椅子の背部ハンドルから上に突き出るようにするなど取り付けを工夫します。
ビーコン機の赤外線信号を受けることのできる場所がビーコンエリアということになります。
制限したい場所が複数ある場合はビーコン機をそれぞれの場所に設置します。
子機のパネル面は、スイッチなどを追加したためレイアウトに無理矢理感があります。
使用環境の状況に応じて、ビーコンエリアの外でだけ発報するようにしたい場合は受信機のスイッチを[OUT]に設定します。ビーコンエリアの中でだけ発報するようには受信機のスイッチを[IN]に設定します。使用する場所で[CHECK]ボタンを押して赤ランプが点灯すれば、そこで発報するようになっていると確認できます。制限したい場所が複数ある場合はビーコン機をそれぞれの場所に設置します
使用する場所で[CHECK]ボタンを押して赤ランプが点灯すれば、そこで発報するようになっていると確認できます。