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FREQUENCY COUNTER

       on OLD RADIO  1/2

 受信している周波数をデジタル表示するカウンターを作ることにしたのですが、我が家にはラジオというものがありません。そこで、どうせならと真空管ラジオを古物屋で買ってきました。骨董品ではなく古物(ふるもの)です。
 見つけたのは、三菱の「5H-670」という昭和32年の製品でした。トランス電源のシンプルなMT管5球スーパーですが、終段と整流にはGT管が使われています。幸いなことに重大な故障やおかしな改造痕跡もなく、音量調整のVRを交換した程度できれいな音が出るようになりました。

 当時のVRは、木製の筐体にいれるために軸の長いものが使われていました。現在はこのタイプのものを入手するのは困難です。そこで、アルミ丸棒で延長部分を作ってパイプを入れエポキシ接着剤で接着しました。(写真は16mmφのVRですが、最終的に実装したのは24mmφのものです。)

 

 周波数カウンターの回路自体は秋月で販売しているキットです。ラジオの検波信号をこれに入力するためにプリアンプを作りました。設計はinara1さんです。

 同サイズの基板に組んで2階建てにしました。

 

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