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INCUBATOR 1/2
恒温槽を作りました。発泡スチロール箱の中に「ひよこ電球」を熱源として入れ、温度センサで箱内の温度を感知し設定温度に保つようコントロールします。回路は0℃から125℃までに設定できますが、60Wの「ひよこ電球」で加熱できるのは実測70℃程度までです。
用途は製作物の耐久試験で、60℃で24時間の稼働で不具合が出ないか検証します。今回の対象は『LEDによるマジックアイ』です。これを試験点灯させるための回路も加えました。
2016-05-16 18.35.40
上蓋を取るとさらに中蓋があります。中蓋は空気層をはさむ二重構造のポリカーボネート板で作りました。
操作パネルは左から電源、設定温度と現在温度の表示切替、設定温度の増減、『LEDによるマジックアイ』のLED点灯数調整です。熱源がONになっているときは赤ランプが点灯します。
「ひよこ電球」は小鳥飼育の暖房用として古くから使われている物で、フィラメントの代わりに電熱線が入っています。小さな電気コンロをガラス球で包んだようなものです。通電すると赤熱しますが強い光は出しません。
『LEDによるマジックアイ』は試験用のソケットボックスに取り付けています。
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